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NEWS2016.2.3 UP 屏風づくり体験追加しました!

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大川木工所

大川木工所

神奈川県 大川木工所

  • 駅近
  • ペア可

かつて木地師が町に溢れていた地で、小田原漆器を伝える大川木工所。「優れた挽物技術」、「美しい木目が際立つ拭き漆」が魅力の小田原漆器を世界に発信する大川肇さん。道具は自分で作り、体に馴染む道具で仕事をする。木の呼吸を感じる工場で、職人さんの心意気と技術を体験しにいきませんか。

  • 300人→20人以下に減少した木地師

    起源は室町時代にさかのぼり、500年の歴史をもつ小田原漆器。箱根山の豊富な木材を使用し、木地挽きされた器物に漆を塗ったことが始まりとされています。 その後北条氏が小田原漆器を発展するために塗師を城下に招き、技術が向上し、漆の産地として確立していきました。
    小田原は、戦後の最盛期には300人の木地師、100人の塗り師がいました。
    現在、木地師は20人にも満たず、塗師も2〜3人になり、最近では工場が閉鎖してしまったのこと。
    通常の産地では、塗師の方が木地師より立場が上になるが、この地は逆で木地師に誇りがあり立場が強い。
    それも、小田原の挽物技術の高さが特出していることに所以します。

    飛び散る木屑にも動じない

    小田原漆器の製作行程は 崛独圓」◆峇チ隋下準備」「ろくろ挽き」ぁ崚匹蝓廚搬腓く4つに分かれます。今回は、全てを体験、見学していただけます。
    まずは「粗挽き」。木の板を粗く刳り貫く粗挽きという工程では、すごい勢いで、木屑があちこちに飛びます。防護メガネもすることなく作業に取り組む職人さん。「木屑は目に入ってもすぐに取れるようになるし、だんだん痛くもなくなる」と、飛び交う木屑に動じることのない姿が印象的でした。
    3-4日「乾燥」させた後、割れ防止の為にボンドを塗り、また20日間電気乾燥室に入れます。この割れ防止の工程。大川さんの幼少期、ご両親はお米のデンプンを使い、木に新聞を貼ることで割れ止めを行い、半年かけ自然乾燥を施していました。
    「およそ200枚中の20枚は割れた木が出てきてしまうけど、やっぱり自然の力で乾燥させると、その数も少なくなる。木は生き物だから、時間をかけないといけない。木は子供と一緒で、ひねくれる子もいるんです」時間をかけてしっかり水分を抜くことで、割れを防ぐ「乾燥」は全行程の中で1番時間がかかります。

    自分の道具でないと不安になる

    最後にろくろという機械で挽物作業を行います。
    機械に器を固定した後、回転する器に、道具をすばやく取り替えながらすごいスピードで刳り貫いていきます。
    この間に5回も別の道具に取りかえ、あっとゆう間に形が仕上がります!
    工場内には、多くの道具が並んでいますが、これらはお店で購入したり、鍛冶屋さんにオーダーメイドして作ったのでもなく、代々職人さんは自分で作るそう。
    「他の職人さんの道具は、切れやすかったりして、やっぱり自分の道具でないと不安になる」
    自分の体に合った道具と仕事をする。職人さんの道具へのこだわりを感じます。

    木地を美しく見せる拭き漆仕上げ

    小田原漆器の特徴は、欅(ケヤキ)の美しい木目を生かした拭き漆仕上げ。美しい欅の木目を活かす為の漆塗りの方法です。5回の行程にわたる拭き漆の作業。「塗り、一晩乾かし、また塗り、一晩乾かす」という作業を繰り返します。 洗濯物を乾かすように考えると、乾燥している冬が早く乾いて、作業スピードも上がるのではと思ってしまいます。
    漆を乾かす時は、漆は湿気を吸って乾くので、梅雨の時が1番早く、冬の乾燥している時は時間がかかります。塗ることだけに1週間はかかってしまうのです。
    「美しい木目がうまく見えた時が嬉しいです」と大川さん。この欅の美しい木目を狙う「木目ファン」も多く、狙いモノは優先してご案内するそう。このような出会いが巻き起こるのも木目が活かされた小田原漆器ならではのストーリーではないでしょうか。

    海外にも小田原漆器を発信する大川肇さん

    過去4回に渡り、ヨーロッパの展示会に参加し、海外に小田原漆器を発信されている大川さん。海外の方も、扱い方について、例えば食洗機は使用できないなどきちんと知識を与えて説明をすることで、受け入れてくれるそう。
    「正しい使い方を学ぶことで、本質を理解し、興味を抱いていただく。
    それは、海外も日本も変わらないですね」
    町内会の理事もしてらっしゃる大川さんは、とても気さくで、あれも知りたいこれも知りたい私に1つ1つの質問に丁寧に教えて頂きました。

    小田原漆器の行程を語れるようになる!特別な1日!
    「ろくろ挽き」と「擦り漆の仕上げ」の体験

    普段は開放していない工場を特別に、全行程を説明していただきながら体験できる充実したコースを用意しました。
    小田原漆器といえば、「挽物の技術の高さ」と「木目の美しい拭き漆」です。
    その「挽物」と「擦り漆の仕上げ」を体験していただくことに加えて、「下準備」も手伝っていただきます。
    まず、粗挽きを職人さんと一緒に行います。粗挽き、ろくろの機械は、刃物を使い危ないので、職人さんに付き添いいただきながら、実際に触らせていただきます。(1つの作品をいきなり作る、仕上げるというのは難しいので、機械を少し触らせていただくような形になります)
    下準備として、乾燥させる前に、割れを防止するためボンドを塗りますが、この作業を一緒に行います。
    最後に擦り漆体験です。実際の行程では4,5回時間のかかるところの最終行程を一緒に体験します。
    漆乾燥後、体験して頂いた品物をご自宅に発送します。自分で作った品物をご家庭で実際にお使いになり、その有り難みと温もりを感じて下さい。
    この行程を見学、体験した後には、小さな丸い木の板から、どのように1つのお椀に刳り貫いていくのか、この感動と発見を誰かに伝えたくなるはずです!

    大川木工所の体験レポート


体験コースについて About programs

「ろくろ挽き」と「拭き漆の仕上げ」の体験
4,500円(税抜)
小田原漆器が出来るまでの大きく分けて「粗挽き」「乾燥、下準備」「ろくろ挽き」「塗り」の4工程の全てを見学、体験します。
詳細へ
宙吹きガラス体験コース1

職人紹介 About craftsman

大川 肇/Ookawa Hajime

大川木工所 代表/ 伝統工芸士

昭和元年に創業し、三代目。大学を卒業後工房に入り、小田原漆器伝統工芸士の第一号である玉木一郎氏に師事ろくろ挽きを習得。平成16年に代表に就任。 木製品フェア等で優秀賞、優良賞等多数受賞。過去4回に渡り、ドイツの展示会へ出展。小田急百貨店新宿店、東武百貨店池袋店、伊勢丹府中・相模原店出展。 また、NHKのTVや新聞にも多数掲載。 また、最近では天皇皇后両陛下にも小田原漆器を使用していただき、小田原漆器を伝える活動に貢献している。

大川木工所


アクセス Access

大川木工所

住所
〒250-0035 神奈川県小田原市南板橋2-226-2
営業時間
9:00〜17:00
アクセス
箱根登山線箱根板橋駅より徒歩約5分
JR東海道線早川駅より徒歩約8分
※新宿、渋谷から湘南新宿ライン快速、東海道本線約90分
JR、小田急線小田原駅より徒歩約25分
周辺情報
神奈川県の伝統工芸といえば、箱根寄木細工も有名です。
寄木細工の老舗。「露木木工所」ギャラリーまで徒歩約6分。
漆器について学んだあとは、寄木細工の仕組みを覗いてみませんか。
寄木細工の作品を直接ギャラリー内で購入できます。
箱根の温泉地まで(「箱根湯本」駅まで)電車で約15分なので、帰りは、温泉でゆっくりできます。

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5 チケットのお届け
予約番号、体験日時が記載されたチケットをお届けします。
予約チケットとなりますので体験当日に必ずお持ちください。
6 体験!
体験当日、チケットをご呈示下さい。
体験をお楽しみください。
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