職人の「技」と「心意気」
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大川木工所

日伸貴金属

東京都 日伸貴金属

  • 1名〜
  • 持ち帰り可
  • ※名入れ可

東京は実は銀製品の産地ということをご存知でしょうか。「東京銀器」は経済産業大臣が指定する伝統工芸品に指定されています。江戸時代に、「銀座」や「金座」周辺に銀器職人が集まり、小判などの金貨を製造する、貨幣の鋳造所であったことから、この地名が名付けられたといいます。
銀器と陶器の融合した作品の製作、新たな象嵌技術(他の材料をはめ込んで模様を表す装飾技法)の提案など、技術の高さから海外にも注目されている「日伸貴金属」で職人の心意気と技を体感しにいきませんか。

  • 江戸時代から続く銀師(しろがねし)一家

    銀器職人は銀師(しろがねし)と呼ばれ、江戸末期より代々職人の技が受け継がれ、現在都内には70人の銀師がいると言われています。
    今回ご紹介する「日伸貴金属」は江戸時代末期の名匠初代平田禅之丞(ぜんのじょう)の直系継承者であり、江戸末期からの11代続く技を継承。一家の父でもあり、師匠である、上川宗照(そうしょう)さんは東久邇宮文化褒賞(民間最大の褒賞)受賞、平成26年度秋には黄綬褒章(多年にわたり仕事に励んできた人々の模範たるべき人に授与される章)を受章され、三男一女の4人の弟子が同じ工房で仕事をしていらっしゃいます。今回は、こちらの銀師ご一家の長男である上川善嗣(よしつぐ)さんに銀器について教えていただきます。

    平安時代から続く「銀」の歴史、権力の誇示から美術品へ

    日本における銀の歴史のはじまりは、平安時代に対馬と兵庫県の多田銀山から産出されたと記録されており、島根県の石見銀山の発見は南北朝の頃でした。
    当時、銀を精錬する技術がなかった日本は、銀鋼石は朝鮮へ輸出し、精錬した銀を輸入していました。安土桃山時代には技術が進歩し、銀の生産量が増加し、豊臣秀吉が作った金貨、銀貨は通貨としてではなく、手柄の大小に応じた賞として、金や銀貨を与えることに利用されました。
    江戸時代中頃から明治にかけて、正阿弥勝義(しょうあみかつよし)や加納夏雄、後藤一乗などの金工家の活躍により、刀のつばや、キセルなど、高度な装飾に用いられるようになりました。

    金より人気があった時代

    かつて銀の価値は、金よりはるかに高く、金に銀メッキを施す時代もあり、金より銀が愛されていた時期がありました。ヨーロッパへ石見銀山の銀が大量に流入したこともありました。
    銀を鉱石から取り出すには金よりも手間がかかったため、金と銀の価値は現在とは逆でした。しかしながら新大陸発見後は、ペルーなどで大量採掘され銀が世界中に流れることになり、銀の価値が暴落することになりました。

    貴金属の中で1番人の温もりを感じやすい素材

    銀は古代人が最初に扱った貴金属の一つであり、人間に一番近い金属だそう。体にイオンを与え、飲み物や食べ物など中に入れた物を腐りづらくする作用や、食中毒になりにくい殺菌作用があり、毒に反応して色が変化するとも言われてきました。現在では、赤ちゃんのお守りや記念の品に使われ、中国や韓国では長寿のお祝いに銀の箸を贈る風習があります。
       熱伝導率が金より錫より高いことも魅力の1つであり、よって清涼感や人肌の温もりを感じることができます。銅380倍、錫200倍、金320倍に対して、銀は400倍と貴金属の中で1番の熱伝導率となっています。
     また、銀には普遍的価値があり、資産にもなります。宝飾品や通貨、太陽光発電などの工業用素材として用いられ、医療用の新分野や新興国の需要が増加しており、1gの金額価値としては、銅0.7円、錫2円、銀70円、金4,900円となっています。(2014年11月現在)

    海外からも注目される意匠の美しさと技術力

    陶器と銀器の異素材のコラボレーションや、象嵌(他の材料をはめ込んで模様を表す装飾技法)の新技術の開発など、時代に合った提案をされているこちらの工房は、日本独特の意匠の美しさや、技術の高さから、海外の方が注目されています。
    ヨーロッパの方は、江戸時代の小判のござ目(金槌で打ち出す)模様の美しさに感動されるそうですが、中国の富裕層の方は、骨董の鉄瓶の蒐集後、より上質なものが欲しくなり、近年、日本の優れた技術を知り何百万とする銀のやかんを求められる方が増えています。

    1枚の板から銀器を作りあげる体験

    金属の板を金槌で叩き形成する技法、「鍛金」。鍛冶屋さんをイメージしていただくと分かりやすいのではないでしょうか。今回の体験は鍛金という技術を使い制作していきます。
    銀器の工程は大きく分けて、「切る」「鎚絞り(つちしぼり)」「焼鈍(しょうどん)」「加飾」「手磨き」の5つからなります。なんだか難しく聞こえるので、過程を紹介しながら説明していきます。
    始まりは、1枚の銀板をはさみで「切る」行程。
    そして、道具にあてながら金槌でたたきながら成形していく「鎚絞り」という作業で、一枚の銀の板から金槌で立体的な形を立ち上げていきます。
    続いて、「焼鈍」作業では、銀は、何度も打つことで固くなってくるため、バーナーで熱し、柔らかく戻しながら打ちます。また熱を加えて、繰り返し形を作っていきます。
    その後、打って、模様をつける「加飾」を行い、最後に研磨剤でピカピカに磨いて仕上げます。

    4種類から選べる銀器体験

    今回は製作物を4種類ご用意しました。―禧簍婿洵⊇禧筌▲ぅ好好廖璽鶚 純銀小皿そ禧笋阿い里澆任后 純銀でオリジナルの鍛金のものを作れるところは、他にないと言っても過言でなく、 商品として購入すると、どれも2倍以上の金額はしてしまいます。 の純銀の楊枝作りは、一本の純銀の棒を切断し、打って模様をつけ「加飾」し、その後やすりをかけ、先端を鋭利にし、磨きをかけて仕上げます。
    の純銀アイススプーンは、型紙を当てて、切ることから始まり、打って模様をつけ、手磨きで仕上げます。こちらは、自分に合ったサイズをお選びいただけます。,鉢△蓮∈酩覆小さいですが少しだけ銀をたたく作業もあります。
    純銀小皿とい僚禧笋阿い里澆蓮■泳腓諒燭燭ざ笋糧弔ら、まず丸く切り、木槌で少しずつ造形し(鎚絞り)、バーナーで焼鈍し、鎚絞りを繰り返し、手磨きで仕上げます。鍛金をする時に、自分好みの模様をつけることができます。
    とい話旦發垢覯媾蠅盥くなり、どの工程もやりがいのある本格的な内容となっています。
    オプションで名入れも可能ですので、結婚式、金婚式、銀婚式のお祝いごとなどの贈り物や、ご両親への日頃の感謝の気持ちのプレゼントにオススメな体験です!

    日伸貴金属の体験レポート


職人紹介 About craftsman

上川善嗣/Yoshitsugu Kamikawa 
雅号 宗伯/Souhaku

「日伸貴金属」 銀器職人

父である上川宗照に師事し、鍛金技法を学ぶ。4人兄弟の長男であり、東京都伝統工芸産業団体青年会役員、東京銀器工業協同組合青年部副部長として活動、後継者の育成、伝統工芸の普及活動に尽力している。
第3回全日本銀創作展入選。東京都伝統工芸品産業後継者知事賞を受賞。


アクセス Access

日伸貴金属

住所
東京都台東区三筋1-3-13 伊藤ビル1階
営業時間
平日 9:00〜18:00 土・日・祝 要相談
アクセス
都営浅草線蔵前駅A4出口から徒歩7分
都営大江戸線蔵前駅A6出口より徒歩10分
周辺情報
浅草まで歩いて行ける距離なので、隅田川沿いのカフェでゆっくりしたり、スカイツリー見学、東京国立美術館、江戸博物館などで美術鑑賞もできます。(株)大淵銀器内2Fの世界の銀器館ではイギリス、イタリア、トルコなど世界各地の銀器を新作から、アンティークまで展示公開しており、銀についての知識を広めることができます。

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体験コースについて About programs


純銀ぐいのみ作り体験

27,000円(税込)


純銀小皿作り体験

21,600円(税込)



純銀楊枝作り体験

3,240円(税込)


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