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東京都 ARTIS 工房紹介

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東京

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JR大塚駅北口より徒歩2分の所にある金属工芸の工房、アーティス。
東京学芸大学美術学科で鍛金の技法に出会い、魅せられた鮫島さんが、自分の考えるものづくりをする場として、1995年鍛金工房アーティスを設立。アーティスは、金属工芸の中でも特に“鍛金(たんきん)”という技法にこだわり、少ロットで高品質なものづくりを目指しています。職人でもあり芸術家でもありたいという鮫島さんの想いがアーティスの名前に込められています。
工房では体験以外にも、教室も開催。平日の夜は仕事帰りに通う生徒さんが集まってきます。好きなものを自由に作ってもらえるようにと、体験ではデザインはご自身で、磨きの加減なども特に決まりはありません。型にはまらず、それぞれが思い思いにものづくりに集中できる工房です。

日用品から芸術的な物まで、自由な形を生み出す鍛金

鍛金とは金工技法の内の一つで金属を金鎚や木槌で打って加工する技法の事を言います。金工技法は大きく三つ「鍛金」「鋳金」「彫金」に分類されます。鍛金に使用される金属は様々で、銀、銅、アルミ、真鍮、鉄などがあります。金属の板や棒材を狙って打ち、伸ばしつつ寄せるという作業により、立体的に造形していく創造的な技法は、鍋やカトラリー、ポットなど実用的な物からオブジェのような芸術的な物まで幅広く自由な形を生み出す事ができます。鍛金は、弥生時代に伝わり、古来馬具の装飾品や仏教伝来と共に仏具や美術品、剣などの製作にも用いられていました。江戸時代には、日用品に用いられるようになり更に発展し、明治時代では新しい生活様式に合った日用品が作れらるようになりました。鍛金という技法は、装飾品から日用品など、古来より様々な物に用いられている事が分かります。

そして鍛金に重要なのが道具である金鎚。金鎚にも様々な種類があり、種類は無限大とも言われています。立体的な造形と表面の表情に必要不可欠な道具です。荒し鎚、いも鎚、カラカミ鎚など金鎚の頭の部分の叩く面の形状により金属の表面の表情が異なります。金鎚以外にも木槌も使用します。金属の表面の表情や質感を左右する非常に重要な道具となります。

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金鎚の柄はどんぐりの木

アーティスのものづくり教室では、ものづくりをする為の道具作りの基本からはじまります。生徒さんに道具である金鎚から作ってもらうのです。そして金鎚の柄の材料に使っているのが、鮫島さんが14年かけて育てたどんぐりの木。拾ったどんぐりを育てたところ4mまで育ったそう。もちろん金鎚は市販でも売っているので手に入れる事は容易ですが、自分の生活の中にある材料で自分で使う道具を作るというのは、ものを大事にする気持ちや、作る難しさ、ものへの愛着など改めて感じる事が出来そうです。
アーティスの工房には、溢れんばかりの金鎚や道具が置かれています。使い込まれた道具たちの迫力はぜひ見て頂きたいです。様々な種類がある金鎚の名前が分かりやすいようにと見やすく整理されているのは、鮫島さんの心遣い。

つくり手でありたい

アーティスを設立した鮫島貴子さんは東京学芸大学美術学科にて鍛金という日本の伝統技法に出会いその魅力に引き込まれました。卒業後は照明メーカに勤務し建築設計者向けのPR誌の企画・編集を担当。そこで大量生産のものづくりの現場にて、大量生産は単価を下げることはできても、広告・営業費、在庫のリスクなどが結局は商品の価格に反映することになり、型が古くなればゴミと化する場合も出てくると知り、自分が目指すものづくりはそこにはないのでは?と疑問を抱きました。その後、自分が本当に求める「ものづくり」とは何か?という問いかけを抱きながら、古い建造物や家具などを保存、修復しながら継承している欧州に身を置いて考えてみたいとフランスへ渡りました。そして、最初に買った家具でまず驚いたと言います。

ショールームに展示されていた物を注文したのになかなか届かない。そういえば、取っ手の形や仕上げなどしつこい位に聞かれたけれど。展示されていた物が良かったので、当然その物が送られてくると信じ待ち、1週間待ったところで電話をしてみると、現在製作中であと3週間程かかると言われたそうです。
鮫島さんは、日本の常識は世界の常識ではないのだと痛感したそう。またそれと同時に、本当に欲しいものなら、注文してから1ヶ月でも2ヶ月でも待てるものだと。その時、自分が考えるものづくりをやっていけるのではないかと確信を得ました。そうして、1995年には「時代を超えて生き続ける得るものづくり」「生活空間に、そして生き方に潤いを提案する」をコンプトに、アーティスの工房を構えました。

自分の内なる言葉と向き合う2時間

鍛金の作業は根気強さが必要です。磨く作業、狙って打つ作業は仕上がりを左右し、そして意外にも指の筋力も必要とされ、集中力も必要です。アーティスでは鮫島さんのものづくりを楽しんでほしい、実際に体感してほしいという気持ちから、あえて付きっ切りの指導はせず、おのおのに作業を進められるようになっています。もちろん難しい箇所は鮫島さんがフォローしてくださいますのでご安心ください。作業をしている時間はあたかも職人の見習いになったような気分に。ものづくりと向き合える時間にもなりますので、体験2時間の間でも内なる言葉で、ここをもっとこうして、難しいな、このやり方ならどうだろうかと、考えて試す事を繰り返し、ものづくりの現場を体感する事ができます。

アーティスでの真鍮のスプーンづくり体験では、ご自身で考えてきたお好きなスプーンの形を作る事ができます。板金(いたがね)を切り、ヤスリで磨きながら形を整え、首の部分を熱して柔らかくし、金鎚・木槌で打ち平らな板金を立体的にしていきます。最後の仕上げは磨きです。

決まった形、見本はありませんのでフリーハンドで自由に好きな形のスプーンを作れるのが魅力です。事前にデザインをイメージして、体験当日ご参加ください。

まず最初にデザインを紙に書き、トレース。この時、スプーンが左右対称となるよう紙を半分に折ります。板金に写した次は、いよいよ板金を切る作業です。実はここが一番難しいところでもあります。14cm弱のスプーンを機械ののこぎりに当て、線に沿って切る作業は、スプーンの原型となります。実はこの作業だけ鮫島さんにお願いしようかと考えたのですが、この難しさがものづくりの難しさの醍醐味でもあると思い、ぜひ参加者様に体験してほしいとあえてこの工程も取り入れる事にしました。切ったままだと板金が荒いので、縁をヤスリで滑らかに整えていきます。ヤスリは荒い目や中目などいくつか使用します。このヤスリの作業は根気強さが必要となります。そしてヤスリをかけていくと少しずつスプーンらしくなり、この時点ですでに愛着が湧いてくる方もいらっしゃるかと思います。ヤスリの次に頭の部分を熱して柔らかくし、いよいよ鍛金の技法を用いて立体的にしていきます。スプーンの頭の深さや持ち手との角度はここで調整します。そして最後に磨いて完成。いびつに仕上がったとしても、とても愛着の湧いたスプーンになると思います。仕上がったスプーンは、ティースプーンやアイススプーンなどお好みでお使い頂けます。

完成後、2時間の体験では物足りない!という方は鮫島さんにご相談ください。仕上げの続きの体験の案内や、もしくはご自宅での磨き方など教えてくださいます。

自分の手から生まれるものづくりと向き合える貴重な体験は創作意欲をかき立てられます。オリジナルのスプーンをつくったり、大事な人への贈り物としてつくったり、ぜひ鍛金を用いたものづくりを体感してみてください。

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職人紹介 About craftsman

鮫島 貴子 / Takako SameshimaARTIS / 鍛金家・芸術家

東京学芸大学美術学科卒業。大学で鍛金という日本の伝統技法に出会う。卒業後は照明メーカに勤務し建築設計者向けのPR誌の企画・編集を担当。その後渡仏し、「自分が本当に求めるものづくりとは何か?」について改めて考え、感じ、自らの手でものを生み出すことを決意。自分の考えるものづくりをする為に1995年鍛金工房アーティスを設立。職人でもあり芸術家でもありたいという意味がアーティスには込められています。

ARTIS 鮫島 貴子

アクセス Access

ARTIS

住所
〒170-0004 東京都豊島区北大塚2−16−4 JT大塚ビル1階
アクセス
【電車でお越しの場合】
JR大塚駅北口より徒歩2分  東京メトロ丸ノ内線 新大塚駅 徒歩約7分
都電荒川線 大塚駅前駅 徒歩約2分
【お車でお越しの場合】
申し訳ありませんが駐車場の準備はございません。最寄の有料駐車場に駐車いただくか、公共の交通機関をご利用ください。
周辺情報
大塚駅南口より徒歩3分の所に、昔の巣鴨村(現在の豊島区のほぼ半分ほど)の鎮守さまである天祖神社があり、天祖神社では、「さざれ石」という国家の君が代にも詠われている天然記念物を見る事ができます。そして毎年8月下旬に行われている大塚阿波踊りでは、屋台が沢山並び、とても賑やかになります。

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